F-ONE BANDIT-S2 2021(エフワン バンディット S2)

波乗り、ストラップレスフリースタイル、さらにはフォイルを次のレベルに引き上げるための大幅な改良を加えたBANDIT Sのセカンドエディション。

・抜群の安定性とコントロール性
・バースロー上の任意の場所でステアリングを完全に直接制御します。
・しっかりとした、正確で超軽量のバー圧
・超スムーズなパワーデリバリー
・均質なトラクションと驚くべき俊敏性
・風域の拡大

BANDITは2つに分かれていますが、その開発は同じDNAを共有しています。今年は、プロファイルのスキンテンションとトレーリングエッジのデザインと構造に焦点が当てられています。

新しいバーティカルパネルのレイアウトは、プロファイルの背面にワープラインの方向性を持たせ、新しいトレーリングエッジのデザインは135grのダクロンを使用することで、プロファイルのコントロール性とカイトのスタティックウェイトを大幅に向上させました。
この新しいプロファイルは印象的な安定性と反応性を提供します。S2のトラクションとコントロール性は、どんな風のコンディションでも、どこのウインドでも不変のものです。バンディットS2は衝動的なライディングを可能にし、動きをより流動的にしてくれます。

プロファイルと安定性に加えて、バンディットS2のアウトラインも変更しました。センターストラットは短くなり、ウィングチップは広くなりました。

デザインのあらゆる面で改良が加えられ、プロファイルも見直された。 リーディングエッジの中央には余分なセグメントが追加され、よりすっきりとした「C」シェイプのカーブになりました。また、ティップからのセグメントもカットされ、よりスマートになりました。

バーのフィーリングは微調整され、より軽く、より正確になりました。

ウェイブしている時やストラップレスでライディングしている時は、常にバーを使ってパワーとカイトの方向を調整しています。このようなカイトとのつながりは不可欠であり、私たちはいつも「バーフィーリング」という言葉を使っています。”バーフィーリング」という言葉を使いますが、それだけではありません。
新しいBANDIT S2のデザインに取り組む中で、特にシートアウト時のステアリングを大幅に改良しました。デパワーをかけるとバックラインのテンションが下がり、ステアリングのコントロール性が低下してしまいます。これはオンショアではターン前にカイトの向きを変えなければならない場合に顕著に現れます。
BANDIT S2では、バースローの全範囲でコントロールを保ち、腕をほとんど引っ張らずに正確な操舵が可能になります。このコントロール性の向上により、サーフィンのスキルが向上し、トランジションやジャンプが自然にできるようになります。

パワーデリバリーは直線的でプログレッシブな感じで、スムーズなデパワーは非常に直感的で、完璧なバランスを保ちながらサーフィンやトリックに集中することができます。ウインドウから素早く送り返してもパワーが急上昇することはありません。
オーバーパワーなコンディションでのコントロール性と安定性、そして印象的なバーティカルリフトは、S2をストラップレスフリースタイルに最適なカイトにしています。

ほとんどのテストはBANDIT 7mで行われたが、その風の強さには驚かされた。これだけの風の中で、これだけのコントロール性、自由度、安定性を持ってサーフィンができるとは信じられませんでした。他の日には、いつもよりもテクニックを使わずに、軽い風の中でも楽々とバーを引いて、小康状態や突風をカイトに任せることができた。

バンディットS2は反応が良く、軽く、ドライブ性があり、フォイルには理想的なカイトです。ドリフト中のSの安定性は、ターンやカービング中にラインが緩んでしまった時など、フォイルをする上で非常に役立ちます。