遂に、オーバーコンディションでEVO SLS 12平米の試乗ができる!!
と期待、皆さんは12ジャスト~オーバー!!
ところが、オーバーじゃなかったんですよ。。。
何言ってるかちょっとわかないかもしれませんが、
ありまのままに今日感じたことを語りますよ。。。
一言でいうと。
★★★EVO SLS, 風域が広すぎる!!!★★★
風速10mオーバーほど、他のカイトならデパワーMAXで
バーも押し上げながら、なんとかパワーを殺しながら乗って
エアーの時はバーを引き込むだけでドカっとパワーが入る、コンディション。
ですが、EVO SLSはまだそれでもバーの引き込みに余裕。
エアーしてもグイーんという手応えが無い。
高さは、めちゃくちゃ高い!というワケではないですが
ちゃんと出ます。ただリフトのパワーだけで比較すると
他のハングタイムの出るカイト(NORTHのORBITとか、OZONEのEDGE)など
に劣ります、これはカイトの目指す方向性の問題かと。
決してアンダーに弱いワケじゃないけれど、バーのプレッシャーを
求めてエアリアルをやるなら、ワンサイズくらい上のカイトを使う、
のが正解だと思います。
コレ、風域広いんだから仕方ないですよね。
この感じは。。。
OZONE のZEPHER(ゼファー) いまや、微風カイトのベンチマーク、
「ZEPHER で走る!」とか皆んな言ってて絶賛されてます。
使ってる方はご存知だと思いますが、ゼファーは 微風時に抜群に効く、のが
メリットではないです。他にもっと微風時にパワフルなカイトはあるので。
ゼファーは風速3mくらいでフリフリ使っている状態から吹き上がって風速6,7mになってもそのまま使えちゃう、
風域の広さ=使い勝手の良さが評価されてると思ってます。
昔は「微風カイトなのに、微風性能はそこそこってどうなの?」って
ネガティブな意見も聞かれたりしました。
これって、最新のEVO SLSでも同じことのように思うのです。
究極的に使い勝手の良さを追求したカイト、
DUOTONEの開発陣、ある意味凄いチャレンジ、個性的なカイトを出してきたなー
って改めて思います。
これがスタンダードになるなら、まさしくゲームチェンジャー
カイトのトレンドが変わるような気がしますね。
カブリナのクロスボウ
SLINGSHOTのFUEL
F-one のバンディット
OZONE のC4
NAISHのシグマΣカイト(・・・は流行らなかったけど、懐かしい)
ここ10数年で、トレンドを変えるようなプロダクトがありました
EVO SLSはその先駆になるのかな??
★★★驚きの安定性:スタビリティー★★★
あとは本日、EVO SLS スクール生さんに触ってもらいました。
このときも衝撃的。。。このカイトはイントラが楽できますわ。。。
アンダーのときのバックスライド、アップ取りやすいカイトにありがちな
頭を超えるような感覚、そんあ不安定感は一切ナシ。非常に安心、安定感があります。
ちょっと操作ミスしても落ちない、弱めの風でもエッジオブウィンドウでかなり粘ってくれます。
バーの細かい操作は必要なし、特にバーの押しと引き(上にあげたり、引き込んだり)の
操作をほぼ気を使わなくても良いのは素晴らしい。
アンダーだったり、ガスティだったりするとバーの高さ位置調整が必要ですが
抜群の安定感、基本のバーの右、左に傾けることだけを集中すれば
カイトはしっかり動きます。
何度も書いてますが、バープレッシャも軽いのでビギナーさんが
怖くない、バーから感じる腕を通した「ビクンビクン」というブローを
恐れる必要がないので、安心て練習が出来てました。
ほんと秀逸、OZONEのALPHA(アルファ)V2、なんかも相当出来が良くて感動してたんですが
従来のカイトをブラッシュアップして最新の使いやすいカイト!!を作った!!という出来。
以前からのユーザーさんはコチラ(OZONE ALPHA V2 )の方が馴染むかもしれません。
EVOのSLSは新たなアプローチでカイトの操作の根本を
見直したような気がしています。
勿論双方にメリット・デメリットはあります、好みが分かれるとこがあるかもしれません。
気になった方は、いまナイスカイト当店に以下の試乗機があります
最新、極上のカイトを比べて乗れる素晴らしい環境です、
ぜひ試してみてください!!
2021 EVO SLS 12/9平米
OZONE ALPHA(アルファ)V2 10平米
EVO SLSのリランチはめっちゃくちゃ良いワケでないですが、充分及第点。
あとは前回投稿したときに書いた、バーまわりが改良されてほしいなー。
あ、あと一点、僕のMYSTICのカイトリーシュが繋げない、、ことも無いけど
実用にはめっちゃ面倒。これ、繋げる金具の穴の径がほんの数ミリ広げて
もらえるといいのに。結構この問題、大変なんです。